ふと、自分の手をみてみるとね

昔、鉛筆でさした跡が消えていました。
まだちょっと残っているけれど、ずいぶん薄くなった。
親の手にあったのはまだ随分黒かったけど、鉛筆の質が違ったりするのかな?

と、思ったけど手の甲にあった注射針の跡も結構消えてる。
他の人が見ても気づかないんじゃないかな。
他にも、肘とか膝の内側とか…昔作った傷が薄くなっているよ。
まあ、普通の人なら傷跡なんて残らないんだろうけど、
遺伝で軽いケロイド体質だからねえ。
皮膚を削っちゃうと残るんだよ。

うーん、それにしても傷が消えるのはうれしいことだけど、
寂しい気がするのはなんでだろう。
最近、記憶が飛んでいることが多いけれど、こういった傷の記憶って覚えているんだよね。
でも、それも傷が消えると思い出さなくなるんだろう。
そうして記憶が失われていく……なんてね。

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