せめて、自分だけは自分の思い通りにしたいのに
自分さえも離れていかれると、
何を信じたらいいのか分からなくなってしまう
私は……何を望んでいるのか
いつになっても答えは出ない
せめて、自分だけは自分の思い通りにしたいのに
自分さえも離れていかれると、
何を信じたらいいのか分からなくなってしまう
私は……何を望んでいるのか
いつになっても答えは出ない
今、願いが叶うなら
この星の持つ遠心力を感じたい。
私をこの地に縛り付ける重力をなくし、
この星に振り回されたい。
そうしたら多分、私はあなたから離れていくでしょう。
あなたはそれが怖いんでしょう。
私をこの先も欲しいなら、
もっと強く握りなよ。
振り回しても逃げられないくらい強く握りなよ。
でも……いつかは矛盾に気づいて欲しい。
みんなが、みんなのことを好きで、
みんなが私のことを愛してくれるのなら、
私もみんなのことを愛すだろう。
だけど、そんな状況なら私は、私を愛せない。
世の中甘くない
だからこそ甘えたい
蒼空をつかむことなんか出来ない、そうだろう?
風を切るように虚しく、吸い込むようにすがすがしい
答えなんか出ない、出せるはずがない
ゆっくりと沈んでいく自分はどこか乾いていて、だけどそれでいて濡れていて
その感覚を感じられなくなってきているのだと思いました。
そして、手を伸ばしてつかもうとすると沈むのです。
痛いと言うことが痛いとならないうちに……
悲しいほどの春と
痛いほどの夏。
秋と冬はまだこれから。
雑巾を握ったら手が汚くなった。
元々汚れている雑巾で机を拭くという行為に意味なんてあるのかと考えた。
墨汁の染み付いた雑巾で黒い机を拭いている。
黒は黒で、雑巾は雑巾。
問題の軸は自分の手だった。
人生の骨折
折った時の音が心地よい。
体と精神が響くその一瞬。