お腹が空いた

犬は暖かい。
黙っていても隣にいてくれる。
そして、時々吠える。
お腹空いたって。
そんな時、自分は犬と同類なんだなと思う。
エサはだれからか与えられるもの。
自分ではまだとれない。
人より能力はあるといわれる。
けど、適当に散歩したり昼寝したりして過ごしたい。

今、隣にいる犬は生きるということがどういうことか知っているのだろうか。
生きようなどと考えたことがあるのだろうか。
死ぬという後ろ向きな考えは、持っていないけれど
生きようという前向きな考えも持てない。
自分の意思とは関係なく聞こえる心音を聞くと、どうしようという気になる。
何がどうしようなのか、さっぱり自分にも分らない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です