急に昔のことを思い出したので書きます。
あれは大学受験のときです。
受験生なのに、私はまだまだ遊んでいました。
もちろん、家の中で。
さすがにMMOはやめていましたが、普通にネトゲやってました。
その時に一人じゃやっぱり寂しいので、ある集まりに行き、
そこで何故かリーダーをやらされていました。
後々、忙しくなったので変わってもらったのですが。

まあ、ゲームによって違うとは思いますが、十代後半になると
徐々に年下が増えるんですよね。
中には定年過ぎたおじさんとか、妙齢のお姉さんとかいますが。
その時のグループの中に中学生がいたんです。
ボイスチャット使うゲームだったんですが、声が可愛い。
最初、女だと思ったからね。
常にテンション高いし、変なこと言うと黙っちゃうし……。
大学生が一番多かったから、一緒になってよくからかったなあ。
で、問題なのはその子じゃなくて、自称大学生だった子。
グループ自体が解散してから、何人かとは連絡を取っていたんだけど、
自分はいつもの性格なので、好きな時に好きなように関わっていたわけだ。
そして数ヶ月連絡を取らなかったことがあったのね。
で、久しぶりにある子に連絡を取ったんだ。
そしたらね、その自称大学生って子が中学生だったということが発覚したらしい。
確かに、入る時間が微妙だったんだよなあ。
なぜか、夕方にならないと入らなかったしね。

その時にふと思ったのは、ついに自分が騙される側に来たんだなって事。
今までは騙す方だったからね。
今、他の人を騙そうとしても無理だろうなあ。
自分はネカマとか、年齢低い人にはなりきれないんだよね。
なんか、妙に懐かしい。